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長きにわたり街のシンボルとして、大都市東京を見守ってきた東京タワー。その主要な役割だったテレビ放送の電波送信が、2018年9月をもって終了しました。もちろん、現在も東京の街に欠かせない東京タワーの存在ですが、1つの時代が終わったという郷愁は感じざるを得ません。
完成した1958年当時、東京タワーは世界一の高さを誇る塔でした。それは戦後日本の経済復興の象徴でもあったのです。建設に携わった人数は延べ20万人を上回り、総工費約28億円は、現在の価値に換算すると約300億円にものぼるものです。まさしく日本という国の威信を賭けた事業が、この東京タワー建設だったのです。
テレビ放送の電波送信が終了し、同時に40年続いた東京タワー水族館も閉館しました。それでも東京タワーは、まだまだ健在です。ラジオ放送の電波送信は引き続きおこなわれ、東京の街を見渡す絶景の展望台は、これからも多くの観光客を楽しませることでしょう。来年の東京オリンピックでは多くのスポーツブックが注目している東京から目が離せません